外反母趾・内反小趾とは
サイズの合わない靴を履き続けることで、足の筋肉が弱り関節が変形し発生します。
足の親ゆび(母趾)が外側(小趾)の方に曲がる(外反する)病態を外反母趾、足の小ゆび(小趾)が内側(母趾)の方に曲がる(内反する)内反小趾と呼びます。
先の細いヒール靴が原因と考える方が多いかと思いますが、サイズの大きな緩い靴を履いていて、足が靴の中で遊んでしまうことが原因で発生します。
治療期間
程度によりますが、オーダーメイドインソールを使用する場合であれば早い方で2~4週間程度で痛みが軽減してゆきます。
特別なインソールを使用をしない場合などは、早い方だと1ヵ月程度、長くかかる方は2~3ヵ月程度かかる場合があります。
痛みに改善が見られない場合などは無理に通院していただかず、専門医を紹介いたします。
日常生活で気を付けること
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ひもなどで調整ができ、ジャストサイズな靴を履く
●つま先ではなく、かかとで床をたたいて合わせる
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毎回ひもをしばり直す
●矢印の部分をしっかり締める
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痛みの強い時に無理に動かない
自宅でできる対処法
◆足の指の体操(足指ジャンケン)を行う◆
足の指でグー・チョキ・パーを行います
【グー】
【チョキ】
【パー】
インソール治療、鍼灸治療、電気治療、手技治療、テープ治療、体操を行います。
その他、靴の指導や自宅でできる足の体操の指導を行います。
痛みが強い場合や症状に変化のない方は専門医を紹介する場合もあります。