シンスプリントとは

シンスプリントはアスリートに多い症状

繰り返すスポーツ活動(ダッシュやランニング)により、脛骨というスネの骨の内側に付いている筋肉などの組織が炎症を起こし、スポーツ時やスポーツ後に痛みを生じる疾患です。

特に陸上の短距離選手や、バスケットボール選手、サッカー選手などに多くみられ、中高生のスポーツ選手に好発します。
痛みを放置したまま練習を続けていると疲労骨折になる可能性があるため、注意が必要です。

3.治療期間

程度によりますが、スポーツの制限を厳守すれば1~2週間程度で症状が消失します。
制限できない場合などは、早い方だと1ヵ月程度、長くかかる方は1~3ヵ月程度かかる場合があります。
症状の改善が得られない場合などは無理に通院させず、専門医を紹介いたします。

日常生活で気を付けること

  1. スポーツの禁止や制限をする

  2. 練習の前後に入念なストレッチを行う

  3. 練習後に患部をアイシングする

  4. オーバーサイズの靴を履かずジャストサイズの靴を選択し、毎回ひもをしばり直す

    つま先ではなく、かかとで床をたたいて合わせる

    ●かかとで合わせる

    ●ひもは毎回締め直し、矢印の部分をしっかり締める

◆アイシング◆

脚のアイシング

痛みが特に強い部分を中心に20分程度おこなう

◆ふくらはぎのストレッチ◆

かかとを床に付けたまま、膝をしっかり伸ばす

ふくらはぎストレッチ1 ふくらはぎストレッチ2 ふくらはぎストレッチ3

当院の治療方法

鍼灸治療、電気治療、手技治療、テープ治療、筋膜リリース、ストレッチを行います。
靴のサイズや履き方の指導、インソールの提案を行います。
痛みが強い場合や疲労骨折を疑う場合は専門医を紹介いたします。