■ コーレス骨折とは?
コーレス骨折とは、
手首付近の橈骨(とうこつ)という骨が折れる骨折 で、
転倒して手のひらをついた際に起こりやすいのが特徴です。
骨折部が手の甲側にずれるため、
フォーク状変形 と呼ばれる見た目になることもあります。
■ こんな状況で起こりやすい
- 雪道・凍結路での転倒
- 段差につまずいた
- 自転車・歩行中の転倒
- 軽く転んだだけなのに強い痛み
「強くぶつけていないのに骨折していた」
というケースも少なくありません。
■ 主な症状
- 手首の強い痛み
- 腫れ・内出血
- 手首が動かせない
- 変形して見える
- 指を動かしにくい
※しびれや強い腫れがある場合は、
神経や血流への影響も考えられます。
■ 治療の流れ
① 医療機関での診断
まずは整形外科で レントゲン検査 を行い、
骨折の有無・ズレの程度を確認します。
② 固定・安静
ギプスやシーネで固定し、
骨が癒合するまで安静が必要です。
③ リハビリ・後療法
固定期間が終わると
- 手首が硬くなる
- 動かすと痛い
- 力が入らない
といった症状が出やすくなります。
■ 骨折後のリハビリがとても重要です
骨はくっついても、
関節や筋肉はそのままでは元に戻りません。
リハビリを行わないと
- 可動域制限
- 慢性的な痛み
- 握力低下
- 日常生活の不便さ
が残ることがあります。
■ 当院での対応
てて整骨院二十四軒店では、
医師の同意のもと、骨折後のリハビリ・後療法に対応しています。
● 手技療法
硬くなった前腕・手首・指の筋肉を緩め、
動きを取り戻していきます。
● 物理療法(超音波・ハイボルテージなど)
血流を促進し、
痛みの軽減と回復をサポートします。
● 可動域・筋力回復トレーニング
無理のない範囲で
日常生活に必要な動きを取り戻します。
● 日常生活指導
- 家事・仕事での注意点
- 再転倒の予防
- 自宅でできるケア
■ こんな方はご相談ください
- 骨折後、手首が動かしにくい
- 痛みや違和感が残っている
- リハビリをしっかり行いたい
- 早く日常生活に戻りたい
- 後遺症を残したくない
■ コーレス骨折は「骨がくっついた後」が大切です
「骨は治ったから大丈夫」と思っていると、
手首の不調が長く残る ことがあります。
違和感や動かしづらさがある方は、
早めのケアをおすすめします。
てて整骨院二十四軒店では、
骨折後の回復までしっかりサポートいたします。