足関節捻挫とは
スポーツ活動や日常生活で、足を不意にひねってしまうことにより発生します。
外返し(足の裏が外を向く)に捻る場合もありますが、ほとんどが内返し(足の裏が内を向く)の捻挫で、外側の靭帯を損傷します。
損傷の程度に違いがあり、靭帯の表面がわずかに損傷しただけのもの、部分的に断裂したもの、完全に断裂したものと分けられ、症状や治療が異なります。
どの場合でも、痛みや患部の腫れ、出血斑がみられ、断裂があると足首の不安定感が生じます。
どの場合でも、痛みや患部の腫れ、出血斑がみられ、断裂があると足首の不安定感が生じます。
当院の治療方法
圧迫固定、アイシング、電気治療、手技治療、テープ治療、ストレッチを行います。
しっかりと圧迫固定し、治療とスポーツの制限を行うことで症状を消失させることができます。
軽度の場合はテーピングや包帯、パッドで固定します。 中等度では足関節装具やU字型シーネ固定を行い、重度の場合はギプス固定を行います。
また、骨折を伴うなど大きな組織の損傷を疑う場合は専門医を紹介いたします。
- 国家資格をもつプロの施術
- 全国トップレベルの技術力
- 痛みの原因を的確に捉えます
治療期間
損傷の程度によりますが、スポーツの制限を厳守すれば軽度のもので1~4週間程度、中等度で8週間、重度のもので12週間で損傷した靭帯が修復されます。
痛みや腫れなどの急性炎症症状は1~2週間程度で消失しますが、症状が消失する事と、靭帯の修復が行われる事とは大きく違います。痛みや腫れが引いたからと言って運動を再開してしまうと、靭帯がきちんと修復されずに不安定な足首になってしまいます。痛みが無くなることと靭帯が治ることの違いを十分にご理解ください。
症状の改善が得られない場合などは無理に通院させず、専門医を紹介いたします。
日常生活で気を付けること
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スポーツ活動を中止する
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受傷後72時間はアイシングを行う
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アイシング期間終了後、入浴時以外は装具を装着して行動する
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足首が内返しにならないよう、シーネを利用して就寝する(布団の重みで靭帯に負荷がかかるため)
※出血斑や腫れは初日よりも2日目以降に徐々に広がります