胸郭出口症候群とは

鎖骨周辺で腕神経叢(わんしんけいそう)という、腕や指先まで走る神経の束が、血管とともに圧迫されて起こる疾患です。

原因はいくつかあり、過度に緊張した筋肉の間で圧迫されるものや、筋肉と骨の間で圧迫されるものなどがあります。

ヘルニア
手指や腕のしびれ、熱感・冷感・脱力感、首や肩、肩甲骨周辺の痛みやこり感が症状として出現します。 なで肩の女性や、重たい荷物を持ち運ぶ仕事の方に多く発症します。

当院の治療方法

 鍼灸治療、温熱治療、電気治療、手技治療、筋膜リリースなどを行います。また日常生活指導やセルフマッサージの指導を行います。

  • 国家資格をもつプロの施術
  • 全国トップレベルの技術力
  • 痛みの原因を的確に捉えます
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治療期間

 2週間~数ヵ月程度の通院、治療が必要です。

 症状の改善が得られない場合は専門医を紹介する場合があります。

日常生活で気を付けること

 

胸郭出口症候群は体型も原因の一つですが、日常生活で首周囲に負担をかけている方がかかりやすい疾患です。

 日常生活の改善で症状の軽減が見込めるため、しっかりと意識しましょう。  24時間のうち、当院での治療はほんの30分~1時間程度です。残りの時間、ご自身での管理が重要です。

 症状を悪化させる上肢を挙上した位置での仕事や、重量物を持ち上げるような運動や労働、リュックサックで重いものを担ぐようなことを避けます。また、つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作も気をつけて下さい。

 上肢やつけ根の肩甲帯を吊り上げている僧帽筋・肩甲挙筋と言う筋肉の強化運動訓練を行い、安静時も肩を少しすくめたような肢位をとるようにします。

  1. 患側に荷物を持たない(神経の牽引を強めるため)

  2. 負担のかかる動作を控える

  3. 筋力を強化する

◆セルフマッサージ◆

・斜角筋という筋肉を刺激します。
・クリームの使用や、お風呂場で石鹸などを使用し滑らせるように行います。
・優しく円を描くように行います。


ヘルニア


悪化する前に、まずはご相談ください。