仙腸関節痛とは
腰痛の中でも、骨盤を形成する仙骨と腸骨の間で炎症を起こし痛みを伴うものを仙腸関節痛と言います。腰の痛み以外にも殿部や股関節に痛みが出ることがあります。
長時間の座位や中腰姿勢が多い場合に発症することが多いです。
治療期間
普段は腰痛がない方であれば1週間程度で良くなりますが、慢性的な痛みで骨盤の歪みが著しい場合は1~3ヵ月程度かかる場合があります。
日常生活で気を付けること
-
足を組まない
-
片側にばかり荷物を持たない
-
床に直接座わらない(あぐらやアヒル座り、横座りなど)
-
就寝姿勢
-
座り方
自宅でできる対処法
◆ハムストリングスのストレッチ◆
①椅子やベッドに足を乗せ、膝を伸ばしたまま腰を前に曲げます
●20秒×3回
②しゃがんで両足首をつかみます
その際両足はそろえ、足首をつかむ手は親指を手前にします
③頭を下げたまま、胸とももが離れない様にお尻を上げます
●10秒×3回
◆アイシング◆
痛みが特に強い部分を中心に20分程度おこなう
矯正治療、鍼灸治療、電気治療、手技治療を行います。
特に姿勢による要素が強い場合には骨盤矯正を中心に姿勢の改善を目的に治療します。
また日常生活のクセが原因である場合が多いため、再発予防のための指導もなども行います。