突き指とは
バスケットボールやバレーボールなどのスポーツで、ボールが指に当たり靭帯や軟骨を損傷する疾患です。
程度の軽い突き指から骨折を伴うものまで様々あるため、突き指程度と軽視していると後々後遺症を残す場合があるので注意が必要です。
固定、アイシング、電気治療、手技治療、テープ治療を行います。
損傷が大きい場合には硬性材料による固定で安静を保持し、アイシングや各種治療を継続的に行い急性の炎症症状を消失させ、靭帯の修復を促します。
治療期間
損傷程度によりますが、軽度の突き指であれば1週間程度で完治します。
靭帯や軟骨の損傷を伴う場合は4週間程度の治療期間が必要です。
症状が改善しない場合などは無理に通院させず、専門医を紹介いたします。
日常生活で気を付けること
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受傷後72時間はアイシングを徹底する
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固定具を使用して生活する(生活動作で不自由はあるが、とても大事)
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スポーツの禁止や制限をする
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固定期間中は、可能な限り怪我をした方の手を使用しない
自宅でできる対処法
◆アイシング◆
痛めた関節を覆うように10分程度行う
◆テーピングによる固定◆
軽度の損傷の場合に行います
◆アルミ副子と包帯による固定◆
- 重度の損傷の場合に行います
- 患部の安静のために手首まで固定する必要があります
- 約2週間の固定ののち、テーピングによる固定に変更します