腰部神経根症(ヘルニア・脊柱管狭窄症)とは

椎間板から飛び出した髄核や腰椎の変性を基盤とする骨の変化によって、神経の通り道が狭くなり神経を圧迫します。それにより、腰の痛みやだるさ、足の痛みやしびれを引き起こす疾患です。
 脊柱管狭窄症の場合は、長時間立ちっぱなしでいたり、長く歩いていると足の痛みやしびれで歩けなくなり、少しかがんで休むとまた歩けたり動けるようになると言うことを繰り返す、間欠性跛行という特徴的な症状が見られます。

ヘルニア

当院の治療方法

鍼灸治療、腰椎牽引、電気治療、手技治療を行います。
 変化した腰椎を元に戻すことはできませんが、治療と日常生活の改善で痛みやしびれなどの症状を消失させることができます。

  • 国家資格をもつプロの施術
  • 全国トップレベルの技術力
  • 痛みの原因を的確に捉えます
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治療期間

しびれが片側のみの場合は、1ヵ月~3ヵ月の治療期間で大半の方は症状が消失します。
 しかし、両側にしびれがある場合は治療期間が長期に及ぶことが多く、また満足のいく効果が得られない場合が多いため、専門医を紹介いたします。

日常生活で気を付けること

 

腰部神経根症は日常生活で腰に負担をかけている方がかかりやすい疾患です。  日常生活の改善で症状の軽減が見込めるため、しっかりと意識しましょう。
24時間のうち、当院での治療はほんの30分~1時間程度です。残りの時間、ご自身での管理が重要です。
 早期改善は日常生活の改善にかかっています。

◆ヘルニア◆
  1. 前屈みや中腰を避ける(神経の圧迫を強めるため)

  2. 長時間の座位を避ける(椅子に座る姿勢が椎間板に一番負担がかかるため)

  3. 重量物の運搬を避ける

◆脊柱管狭窄症◆
  1. 腰を後ろに反らさない(神経の圧迫を強めるため)

  2. 長時間の歩行、立位を避ける

  3. 症状が出てからではなく、出る前に休む

  4. 腰を保温する

悪化する前に、まずはご相談ください。