■ 仙腸関節痛とは?

骨盤の中心にある 仙骨腸骨 の間にある関節=「仙腸関節」。
この部分に炎症やズレが起きることで、
腰の奥深くの痛み・片側の鋭い痛み を引き起こす症状です。

ぎっくり腰と間違われやすく、
レントゲンやMRIに写らないため “原因不明の腰痛” と言われることも多い疾患です。


■ こんな症状は仙腸関節痛の可能性があります

  • 片側の腰がズキッと痛む
  • 朝起きると腰が痛い
  • 長時間座ると痛みが悪化する
  • 立ち上がる瞬間に痛む
  • 腰よりも、お尻の奥の方が痛い
  • 妊娠・産後から腰痛が続いている
  • 病院では異常なしと言われたが痛い

仙腸関節はほんの数ミリ動くだけですが、
そのわずかなズレや硬さが 強い痛みにつながる特徴 があります。


■ 仙腸関節痛の主な原因

✔ 骨盤の歪み・反り腰

関節への負担が大きくなります。

✔ 長時間の座りっぱなし・立ちっぱなし

関節が固定され、周りの靭帯が炎症を起こしやすい。

✔ 妊娠・産後

リラキシンというホルモンにより関節が緩み、痛みが出やすくなります。

✔ 筋力不足(特に体幹・臀部)

骨盤の安定性が低下し、仙腸関節への負担が増加。

✔ 急な負荷(重い荷物・スポーツ)

靭帯が引っ張られ炎症を起こすことがあります。


■ 当院の施術(てて整骨院二十四軒店)

仙腸関節痛は、
“関節の微妙なズレ”+“周囲の筋緊張”+“体幹の弱さ”
の3つが複合して起こることが多いため、総合的にアプローチします。


◎ 仙腸関節調整(骨盤矯正)

数ミリ単位でのズレを整え、関節の負担を軽減。
痛みの根本改善に欠かせない施術です。

◎ ハイボルト治療

炎症・痛みの強い部分を pinpoint で鎮めます。
初期の激痛にも効果的です。

◎ 鍼灸治療

深部の筋緊張を和らげ、仙腸関節まわりの動きを改善。
慢性化した痛みに特に有効。

◎ 体幹(インナー)トレーニング

再発防止に必須。
仙腸関節を守る“本当の安定性”が身につきます。


■ 早く良くなる人の共通点

  • 無理に動かず適切に治療を受けている
  • 痛みが強い期間に腰を反りすぎないよう注意している
  • お尻・骨盤まわりのストレッチを継続している
  • 体幹トレーニングを取り入れている

特に、仙腸関節痛は 適切な治療で改善しやすい症状 です。


■ 自宅でできるセルフケア

◎ お尻(中殿筋)のストレッチ

骨盤の安定性が上がり痛みが軽減。

◎ 長時間座らない

30〜60分に一度、軽く立ち上がるだけでも負担が激減します。

◎ 過度な腰反りを避ける

反り腰は仙腸関節に最も負担がかかります。


■ まとめ

仙腸関節痛は、
“病院の検査では異常なし” と言われやすい痛みの代表格 ですが、
適切な評価と施術で改善が十分に可能です。

てて整骨院二十四軒店では
痛みの原因を細かく見極め、
根本改善+再発予防まで徹底サポート しています。

腰の奥の鋭い痛みでお困りの方は、
どうぞお気軽にご相談ください。