■ ドケルバン病とは?
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)は、
親指の付け根(手首側)の腱と腱鞘がこすれて炎症が起きる症状 です。
とくに
- スマホ操作の多い方
- 産後・育児中のママ
- パソコン作業や手作業が多い方
- 職業で手をよく使う方
に多く見られます。
■ 主な症状
◎ 親指を動かすと手首が痛む
とくに親指を広げたり、物をつかむ時に痛みが出ます。
◎ 手首の親指側が腫れる・熱を持つ
繰り返し使うと炎症が強くなります。
◎ 物を持つ・子どもを抱えると強く痛む
日常動作で支障が出ることも。
◎ フィンケルスタインテスト陽性
親指を握り、手首を小指側に倒すと痛みが強まることが特徴。
■ ドケルバン病の原因
✔ 使いすぎ(オーバーユース)
スマホ・PC作業・料理・育児などで親指を酷使することで炎症が起きます。
✔ ホルモンバランスの変化
産後に多いのは、この影響で腱や腱鞘が弱くなるためです。
✔ 姿勢不良・肩こり
実は手首の負担は肩・背中の緊張とも関係します。
姿勢が悪いと手首の筋肉に余計な力が入ります。
✔ 加齢による組織の変化
40代以降に発症しやすい傾向があります。
■ 当院の施術(てて整骨院二十四軒店)
当院では痛みの原因を細かく評価し、
炎症の改善~再発予防までしっかりサポートしています。
◎ 手技療法(前腕・手根部の調整)
硬くなった筋肉をゆるめ、腱への負担を軽減します。
◎ 鍼灸治療
深部の炎症・筋緊張に効果的。痛みの改善が早まります。
◎ ハイボルト治療
痛みが強い急性期でも使用でき、高い鎮痛効果があります。
◎ ショックウェーブ(圧力波治療)
腱の修復を促し、慢性化したドケルバン病にも有効です。
◎ テーピング・サポーター指導
日常生活での負担を軽減し、痛みの悪化を防ぎます。
◎ 根本改善のための姿勢調整
猫背・巻き肩を改善し、手首への負担を大きく減らします。
■ こんな方はご相談ください
- 親指を動かすと痛い
- 手首の親指側が腫れている
- 物をつかむ・持つと痛む
- 子どもを抱っこすると手首がつらい
- 湿布やマッサージで良くならない
- 痛みが数週間以上続いている
早めの施術で回復が早くなります。
■ 自宅でのケア
- 親指の使い過ぎを控える
- スマホを持つ時間を減らす
- 手首のストレッチを軽く行う
- 湿布で炎症を抑える
- 安静と固定を意識する
※ 強い痛みがある場合は無理なストレッチはNGです。
■ まとめ
ドケルバン病は放置すると慢性化し、
家事・育児・仕事に支障が出てしまうことがあります。
てて整骨院二十四軒店では、
痛みの早期改善から再発しにくい身体作りまでサポート いたします。
親指や手首の痛みでお困りの方はお気軽にご相談ください。