「腕を動かすと肩の前側が痛い…」
「肩を動かすとズキッとした痛みが走る…」

このような症状がある方は、上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけんえん) の可能性があります。
特に、スポーツや重い物を持つ動作が多い方 に発症しやすいです。

今回は、上腕二頭筋長頭腱炎の原因や症状、治療法について詳しく解説します!


上腕二頭筋長頭腱炎とは?

上腕二頭筋 は、腕を曲げたり、持ち上げたりする役割を持つ筋肉 です。
この筋肉の長頭腱(ちょうとうけん)は、肩の関節を通って腕の動きを支えています。

しかし、肩の使いすぎや負担がかかる動作 によって腱に炎症が起こると、痛みや違和感が発生する 状態になります。


上腕二頭筋長頭腱炎の原因

上腕二頭筋長頭腱炎は、スポーツや日常生活での繰り返しの動作 が主な原因です。

🔹 主な原因

オーバーユース(使いすぎ) → 野球・テニス・水泳・ゴルフなど
繰り返しの腕の動作 → 肩より上に腕を上げる動作が多い仕事
姿勢不良(猫背や巻き肩) → 肩甲骨の動きが悪くなり、負担が増える
加齢による腱の変性 → 中高年に多い

特に、投球動作やサーブ動作 などで肩を酷使するスポーツ選手は注意が必要です!


上腕二頭筋長頭腱炎の症状

肩の前側に痛みが出る(特に腕を上げたとき)
腕を動かすと「ズキッ」とした痛みが走る
重い物を持つと痛みが悪化する
腕を回す動作(ドアノブを回す・ペットボトルを開ける)がつらい

炎症が進行すると 安静時や夜間の痛み も出ることがあります。
放置すると 肩の可動域が制限される こともあるため、早めのケアが大切です。


上腕二頭筋長頭腱炎の治療法

当院では、上腕二頭筋長頭腱炎に対して 痛みの軽減・炎症の改善・再発予防 を目的とした施術を行っています。

🔹 ハイボルト治療

→ 高電圧の電気刺激で炎症を抑え、痛みを軽減

🔹 鍼灸治療

血流を促進し、筋肉の緊張をほぐす

🔹 超音波治療

深部の炎症を和らげ、組織の回復を促進

🔹 テーピング・サポーター

肩や腕の負担を軽減し、早期回復をサポート

🔹 運動療法・ストレッチ

肩関節・肩甲骨の動きをスムーズにするエクササイズを指導

炎症を抑えた後は、肩甲骨の可動域を改善し、再発しにくい体づくりを目指します!


上腕二頭筋長頭腱炎の予防法

💡 肩の柔軟性を高めるストレッチを行う
💡 肩甲骨の動きを良くするエクササイズを取り入れる
💡 オーバーユースを防ぐため、適度な休息を取る
💡 姿勢を改善し、肩の負担を軽減する

特に、猫背や巻き肩の姿勢 は肩関節への負担を増やし、腱炎を悪化させる原因となります。
正しい姿勢を意識することが大切です!


まとめ

上腕二頭筋長頭腱炎は肩の前側の痛みが特徴
肩の使いすぎや猫背などが原因
ハイボルト・鍼灸・超音波治療・運動療法で改善を目指す
肩甲骨の動きを整えることで予防が可能!

当院では、痛みの軽減と肩の機能改善 を目的とした施術を行っています。
🏥 肩の痛みや違和感がある方は、お気軽にご相談ください!