ばね指(弾発指)は、指の曲げ伸ばしの際に引っかかるような感覚や痛みが生じる疾患です。特に手をよく使う人に発症しやすく、進行すると指が動かなくなることもあります。


ばね指の症状

指を動かすとカクンと引っかかる
指の付け根(特に手のひら側)が痛む・腫れる
朝起きた時に指が固まって動かしにくい
症状が悪化すると指が伸ばせなくなる

特に、親指・中指・薬指に多く発症しやすいですが、どの指にも起こる可能性があります。


ばね指の原因

ばね指は、指の腱(けん)と腱を包む腱鞘(けんしょう)の摩擦によって炎症が起こることが原因です。以下のような人に多く見られます。

🔸 指をよく使う職業やスポーツをする人(美容師・ピアニスト・大工・ゴルフなど)
🔸 ホルモンバランスの変化(妊娠・更年期の女性に多い)
🔸 糖尿病・リウマチの方(代謝や炎症の影響で発症しやすい)


ばね指の治療法

① 保存療法(初期~中期)

💆 安静・負担を減らす → できるだけ指を使いすぎないようにする
🩹 テーピング・サポーター → 指の動きを制限し、負担を軽減
💊 炎症を抑える施術 → ハイボルト治療・体外衝撃波・鍼灸などで炎症を改善
温熱療法・マッサージ → 血流を促進し、回復を早める

② リハビリ・ストレッチ

軽くストレッチや運動療法を行い、指の動きを滑らかにします。無理に動かすと悪化することがあるので、適切な方法で行うことが大切です。

③ 手術(重度の場合)

保存療法で改善しない場合は、腱鞘を切開する手術を行うこともあります。


ばね指でお困りの方は当院へ!

当院では、ばね指の症状に合わせてハイボルト治療・鍼灸・体外衝撃波・運動療法などを組み合わせた治療を行っています。

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早めのケアが早期回復につながります。指の違和感や痛みを感じたら、お気軽にご相談ください!