手根管症候群とは？

手根管症候群（しゅこんかんしょうこうぐん）は、手首の神経（正中神経）が圧迫されることで起こる疾患です。特に親指・人差し指・中指・薬指の一部にしびれや痛みが現れるのが特徴で、進行すると手の力が入りにくくなります。

主な症状

✔ 指のしびれや痛み
特に親指から薬指の半分にかけて、しびれや痛みが出ることが多い。

✔ 夜間や朝方のしびれが強い
就寝中に症状が悪化し、目が覚めることもある。

✔ 細かい動作がしづらい
ボタンを留める、ペンを持つ、箸を使うなどの動作が難しくなることがある。

✔ 親指の付け根の筋肉がやせる
進行すると、親指の付け根（母指球筋）が萎縮し、親指と他の指で物をつかむ動作が難しくなる。

🔸 手や手首の使いすぎ
パソコン作業、スマホ操作、料理、編み物など、手を酷使することで発症しやすい。

🔸 加齢やホルモンの変化
更年期の女性や妊娠中・出産後に発症しやすい。

🔸 むくみや腫れ
糖尿病、甲状腺疾患、リウマチなどが原因となることも。

✅ ハイボルト治療
神経の興奮を抑え、痛みやしびれを軽減する。

✅ 超音波治療
深部の炎症を和らげ、組織の回復を促進。

✅ 鍼灸治療
血流を改善し、神経の圧迫を和らげる。

✅ 手技療法・ストレッチ指導
手首や腕の筋肉をほぐし、圧迫を軽減する。

✅ テーピング
手首の負担を減らし、症状の悪化を防ぐ。

✔ 長時間の手作業を避ける
休憩をこまめに取り、手首をリラックスさせる。

✔ 手首を冷やさない
温めることで血流を促し、症状を和らげる。

✔ ストレッチを習慣に
手首や指のストレッチを行い、柔軟性を保つ。

手根管症候群は早めの対処が大切です。
しびれや痛みが気になる方は、ぜひてて整骨院二十四軒店へご相談ください！