五十肩は、肩関節の炎症によって痛みや可動域の制限が生じる疾患です。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40～60代に多く見られるため「五十肩」とも言われます。
主な症状
✅ 肩を動かすと痛む（特に腕を上げる・後ろに回す動作）
✅ 夜間に痛みが強くなることがある（夜間痛）
✅ 腕が上がらない、動かしにくい（可動域制限）
✅ 服を脱ぐ・洗髪する動作が困難
原因と進行過程
五十肩の明確な原因は不明ですが、加齢による関節や腱の変性が主な要因と考えられています。発症後、以下の3段階を経て回復します。
1️⃣ 急性期（炎症期）（～3ヶ月）
👉 痛みが強く、動かすのが困難。夜間痛が起こることも。
2️⃣ 慢性期（拘縮期）（3ヶ月～1年）
👉 炎症は落ち着くが、肩が固まって動かしにくい。
3️⃣ 回復期（1年～1年半）
👉 徐々に可動域が回復し、痛みが軽減する。
治療とアプローチ
💡 ハイボルト治療 → 炎症の抑制・痛みの軽減
💡 手技療法（マッサージ・筋膜リリース） → 血流促進・筋肉の緊張緩和
💡 運動療法・ストレッチ → 可動域改善・再発予防
💡 超音波治療 → 筋肉や腱の柔軟性を高める
こんな方は要注意！
🔹 肩の痛みが長引いている
🔹 腕が上がらなくなってきた
🔹 夜間痛がひどく、睡眠に支障が出ている
放置すると回復が遅れ、生活に支障をきたすことも。
早めの施術が大切です！