腱鞘炎は、手や指の腱(筋肉と骨をつなぐ組織)が繰り返し使われることで炎症を起こす状態です。腱が通る腱鞘(鞘状の組織)が腫れて狭くなると、指や手首に痛みや動きの制限が生じます。特に日常的に手首や指を酷使する仕事やスポーツを行う方に多く見られる症状です。
主な症状
痛み:手首や指の関節に痛みを感じ、動かすとさらに痛むことがあります。
腫れ:腱鞘が腫れて、指や手首が厚く感じられることがあります。
可動域の制限:炎症のため、手首や指の動きが制限され、スムーズに動かせなくなります。
引っ掛かり感:腱が腫れて狭い腱鞘を通る際に「カクン」とした引っかかりを感じることがあります。
原因
腱鞘炎は、以下のような動作を繰り返すことで発症しやすくなります。
反復動作:タイピング、料理、楽器演奏、スポーツなどの手首や指の動作を繰り返すこと
無理な姿勢:手首を曲げたまま作業するなど、無理な姿勢での作業
加齢:年齢とともに腱や腱鞘の柔軟性が低下するため、炎症が起こりやすくなります。
予防と治療方法
休息:腱鞘炎の初期段階では、まず手や指の使い過ぎを避け、適度に休息をとることが大切です。
ストレッチと運動:手や指のストレッチや軽いエクササイズで血行を促進し、腱の柔軟性を保つようにします。
アイシング:痛みや腫れがある場合、冷やすことで炎症を和らげることができます。
整骨院での治療:てて整骨院二十四軒店では、手技や超音波療法、ハイボルト治療などの方法で腱鞘炎の痛みを緩和し、回復を促進します。
腱鞘炎の早期発見と適切な治療が、症状の悪化を防ぎ、日常生活を快適にするための鍵です。気になる症状があれば、お気軽に当院にご相談ください。